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最近モンスターハンター3が発売され、WoWプレイヤーとしてはある意味複雑な思いである。
問題としたいのはグルーピングのことである。とりわけヒーラーについて。
この5年以上MMOの制作会社はヒーラーのデザインに腐心してきた。
自動的にHPプールからヒールされるだの走りながらHoTが撃てるだの
攻撃しただけ回復量が増えるだのソロが強いだの
ケアル地獄オンラインはともかく
http://d.hatena.ne.jp/pal-9999/20090625/p1 これ
何とかヒーラーを魅力的にしようとみんな頑張ってきたわけである。
しかしここに来てそれもかげりが見えてきた。
ヒーラーを面白いクラスにしても責任の重大なクラスであることに変わりはない。
結局プレイヤーが楽なDPSに流れてしまうのである。
やっぱりモンハンのように回復は自己責任で行うべきではないのか。
次世代のMMOに果たしてヒーラーはいるのだろうか。
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「涼宮ハルヒの憂鬱」、この作品は少なくとも第1期は名作である。
どこが素晴らしいか、全てにおいて素晴らしい。

実はこの作品の原作はそれほど面白いものではない。
奇妙な女子高生涼宮ハルヒの周りに宇宙人・未来人・超能力者が現れて
なんとなく日常が進行していくが最後は主人公とキスをしておしまいという退屈な小説である。
こう解説してしまうと何とも身も蓋もないのだが。

さて京都アニメーション(以後京アニ)はこのメインストーリーを分解し
以降のストーリーにある短編をいくつか挟み込んだ。
特にわざわざ6巻から持って来たライブアライブは名エピソードで
なんとちゃんと楽器を持った手が動く。
「耳をすませば」では楽器の演奏シーンに半年かけたと言われているが
CGで処理されていたり不自然な顔のアップが多いとはいえこれは青天の霹靂であった。
もっともちょっとしたミステリーの孤島症候群の前後編の間に
別エピソードを挟まれた時は殺意が沸きもしたが。

このようにアニメ涼宮ハルヒはメインストーリーが縦糸、短編を横糸に話が進む。
しかし現在発売されている媒体では
作品が時系列順に並んでいるので是非放映順に観てほしい。

山本寛(やまもとゆたか、以後ヤマカン)が作ったエンディングの踊りも必見だ。
なぜWikipediaはヤマカンのドラムの作画だけに触れて
ドラムで培ったリズム感が作り出す絵コンテに触れないのか不思議でならない。
他にも畑亜貴の詞、平野綾の歌等見逃せない要素はたくさんある。

声優の平野綾は必見だ。平野は涼宮ハルヒを演じるにあたって
持っていたものを全て吐き出したように思える。
そもそも同じキャラクターなのに全く違う声色がいくつもある。
それで当時女子高生だった平野とハルヒがダブって見えてくるのだ。
平野はOP・EDも歌っており彗星の如くデビューしたように見えるが
実は子役の頃から役を積み重ねてきた演技派である。

さてでは「ハルヒ」をそろそろヤマカン去りし現在の京アニと比較してみようか。
まずはライブアライブと「けいおん!」だ。
けいおん!ではとにかく演奏時の手元を見せない演出が目立った。
そもそも描けないのならそんな題材を持ってくるべきではない。
ライブシーンでは某バンドのプロモーションビデオをそっくり真似したらしい。
要するに、逃げた

ハルヒ第2期のエンドレスエイトでは同じプロットの話を8回も繰り返すという
前代未聞の不祥事を起こした。
エンドレスエイトは夏休みの終わり2週間を15500回繰り返すという話だ。
製作陣はハルヒを作り上げて去っていった人達に土下座すべきだと思っていたら
なぜかヤマカンが土下座していた。
な、なにを言っているかわかんねーと思うが俺もどうにかなりそうだった。
http://www.j-cast.com/2009/07/21045735.html
ヤマカンは「2話が限度」だと言った、私もそう思う。
1話目で既にループに入っており2話目で解決編、それでよいではないか。

これまでの京アニはよかった、しかしこれからは先行きが不安である。
京アニ幹部は土下座してでもヤマカンを連れ戻すべきであろう。

新作MMOファイナルファンタジーXIV(いわゆるRapture、以下FF14)が出るという。
http://www.finalfantasyxiv.com/
2010年春発売ということらしいのでこれより内容を大胆予想してみようと思う。

そもそも筆者はFF11で非常に苦い経験をした。

まず狭い世界なのに移動が苦痛である、2Dマップなのでジャンプもできない。

ロクに金が稼げないのも辛かった。

そしてなぜか同じサーバーに大量の外国人がいる。
別に英語を使うことは問題ないのだが英語と日本語を同時に使うことが問題なのだ。
脳が疲弊する。
彼らにとって私が常に初めての日本人のフレンドだというもの精神的にこたえた。
1人で雪山で遭難してるようなゲームをしていて彼らは何が楽しかったのだろうか。

Buff回りが腐っていたのも辛かった。
赤魔道士をプレイしていたのだが前衛にHasteを3、後衛にMana Regenを3も配るのが苦しい。
現在最も洗練されたパーティにおいても前衛にHaste3、後衛にMana Regen2が必要だそうだ。
Hasteは180秒、Mana Regenは150秒で切れるので
諸々計算すると1時間で何と108回ものRebuffが必要となる。
除夜の鐘なのかよ

そんなこんなでアーティファクト(Class Armor)を取った時点で辞めてしまった。
アーティファクトは"ワーロック"装備だった、ウォーロックじゃないのかよ。

そういうことなので当然FF14にも厳しい目が向けられるというものだ。

まず日英仏独の4ヶ国語でスタートするというのが怪しい。
どうせ4ヶ国語(+中国語)のプレイヤーが同じサーバーにぶち込まれるに決まっている。
これは非常に不評だったのだが人はかつての成功体験から逃れられないものである。

またPS3にも対応という点にも目を向けてほしい。
あんな低スペックのマシンにも対応せねばならないということは
当然シームレスゾーンなど夢のまた夢である。
EQ型の古いゾーン制ゲームに違いない。

そういえばかつてスクウェアエニックスとSony Online Entertainmentは
EverQuest2の日本語ローカライズの際に協力関係にあった。
その低レベルのプレイヤーにレベルを合わせられるメンターシステムを盗用したのが
かのFF11の"レベルシンク"である
(これはLevel SyncronizationでありLevel Sink(=レベルを沈める)ではない)。
大勢がFF14をAIONのようなWoWの劣化版だと見ているようだが
私はEQ2を無理矢理アレンジしたものになると考えている。
もっともスクウェアにもWoWプレイヤーがいないわけではないのだがそれについてはいずれ。

インスタンスにも触れておかねばならない。
FF11のインスタンスは生成が様々な手段で限られており
(そもそも物理的にも限られており)要はケチくさいゲームだった。
FF14でもサーバーの都合でインスタンス生成に限りがあることは間違いないだろう。

その他吹き荒れるNerfの嵐、先行優遇パッチ、酷いツリー式UI(変更不可)、
ヒーラー不足への懸念から徹底したヒーラー優遇措置、
ラストレムナントの酷い要求スペックなどを鑑みると次のようになる。

参照:うさだ
http://lovelove.rabi-en-rose.net/usada10.php

・グラフィックがそれほどでもないにかかわらずクライアントの要求スペックが高い。
・ベースはEQ2でゾーン制、メンターシステムあり。場合によってはクラスツリーも。
・UIが腐っている、ウィンドウの位置さえ変えられないかもしれない。パッド必須。
・開始初期はログインエラー多発。ログインサーバーがパンク。
・日英仏独中がごた混ぜの言語混合サーバー。
・Exploitまで利用してすさまじい勢いでレベリングする者多数。
・あふれかえる魔法剣士クラス。スカウトやウィザード、ペット職を選ぶ者は皆無。

どう考えても暗澹たる未来しか思い浮かばない。

一体何でまた古いアニメの評論なんかをしているのかということですが。
ヤマカン(山本寛)も言うとおりアニメというのは批評が決定的に欠けているジャンルです。
あったとしてもキャプチャーした画像と一緒に
「ここがよかった」とか部分的に書いているものばかりで
全体を通した批評がなかなか見当たらない。
テキストだけの重いレビューはとりあえず絵がかわいければいいや、
という風潮に抗うという意味もあります。
また筆者自身が2ちゃんねるの住人で「面白いアニメを教えろ」というスレが立つたびに
同じ内容のことを何度も書いていたりするのでその整理も兼ねているのです。
ちなみに記事は後から無断で加筆・修正されることがありますが悪しからず。

以下は今後の予定です。
・涼宮ハルヒの憂鬱対けいおん!
・FF11の踊り子とWoWのRogueの比較
・作詞家畑亜貴について
・天空のエスカフローネ
・機動戦士ガンダムSEED DESTINY
・交響詩篇エウレカセブン

以前紹介したエルフェンリートのOP曲「Lilium」(リーリウム)であるが
OPそのものと合わせていくつかの事実が判明したので追記しておく。
この歌はラテン語で書かれているがいくつかのグレゴリオ聖歌と
聖書の一説をつぎはぎして作られている。
そのため歌詞のどの部分で検索してもキリスト教関連のページに辿り着くわけだ。
os iusti meditabitur sapientiam.(正しき口は英知を物語るであろう)等。
ラテン語の解説書を紛失してしまったので逐語訳はできないのだが
http://www.youtube.com/watch?v=Ap_YJVsZgLE
の英訳を手がかりにして翻訳するとこのようになる。

正しき口は英知を物語るであろう
そして彼の者の舌は裁きを告げるであろう
誘惑に耐える者は幸いなり
なぜならば一度試されれば
命の冠を受けるであろうから

主よ、神の炎よ、慈悲を与えたまえ

おお 何と神聖な 何と静粛な
何と慈悲深い 何と愛らしい
おお 清純な百合よ

歌詞タイム(タイトルの読み等が一部いい加減)
http://www.kasi-time.com/item-21457.html

こちらでも検証されている。
http://www.marchhare.jp/diary/?200409

accipiet coronam vitae(=accept corona of vitae)
はcorona vitae(命の冠)がキリストの受難の茨の冠と対比されており
「人生の王となりうるであろう」という意訳ではこの対比が削られてしまう。

さてOP映像だがこちらにはクリムトという前衛に片足を突っ込んだ画家の絵が使われている。
とは言っても人物がアニメキャラクターに無理矢理改変されており
かなりシュールである

サビの部分のキリエエレイソンのところでは
「抱擁」という絵が使われているのだが
少女のマネキンを抱くコウタが描かれている。
次に来るのは「あちゃー」といった感じでそれを正視できず手で目を覆うルーシー
(実は「女の三体」という絵の老婆の構図)
そして大きく浮かび上がる「KYRIE IGNIS DIVINE ELEISON」
(「主よ、神の炎よ、慈悲を与えたまえ」)の文字。
これは明らかにロリコンの悲哀を表しており見る者の胸に突き刺さるものがある
一応萌えアニメなのに制作者は分かってやっているのが丸見えである。

このアニメの監督は神戸守(かんべまもる)といい
「コメットさん☆」のようなかわいらしい作品を多く作るのだが
一体彼の身に何が起きてこのような怪作が出来てしまったのだろうか



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