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大型パッチ3.3でのWarriorの変更が
Victory Rushとかいうわけのわからんものだけというのはあんまりじゃなかろうか。
Mage育てておいてよかった。
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最近モンスターハンター3が発売され、WoWプレイヤーとしてはある意味複雑な思いである。
問題としたいのはグルーピングのことである。とりわけヒーラーについて。
この5年以上MMOの制作会社はヒーラーのデザインに腐心してきた。
自動的にHPプールからヒールされるだの走りながらHoTが撃てるだの
攻撃しただけ回復量が増えるだのソロが強いだの
ケアル地獄オンラインはともかく
http://d.hatena.ne.jp/pal-9999/20090625/p1 これ
何とかヒーラーを魅力的にしようとみんな頑張ってきたわけである。
しかしここに来てそれもかげりが見えてきた。
ヒーラーを面白いクラスにしても責任の重大なクラスであることに変わりはない。
結局プレイヤーが楽なDPSに流れてしまうのである。
やっぱりモンハンのように回復は自己責任で行うべきではないのか。
次世代のMMOに果たしてヒーラーはいるのだろうか。

WoWのDeath KnightのTutorial Questをやってみた。
デスナイト、Death Knightは新拡張の"Wrath of the Lich King"
(「死霊王の激怒」、中国語タイトルは「巫妖王之怒」、以下WotLK)
で追加された新クラスでレベル55のキャラクターがいて初めて作成できるようになる。
この導入クエストはWotLKのクエストの中でも凝った作りの上に比較的早く手をつけられるのだ。

プレイヤーはキャラクターを作成すると通常のZoneではなく
Lich King Arthas(死霊王アーサス)のところへ現れる。
デスナイトは一度死んだ人間が死霊王の下へアンデッドとして召喚された騎士という設定だ。
WotLKは北欧神話をモチーフにした拡張で
ヴァルキリーやウトガルド、ニヨルドといった北欧神話の単語が頻繁に出てくる。
デスナイトはさながら死の神オーディンによってヴァルハラに招かれたエインヘリアルだ。
ただエインヘリアルと違うのは
死んだまま生き返ったためゾンビ化しているというところだが

Eastern Plaguelandの東にあるEbon Holdでルーンブレイドの秘技を教わったデスナイトは
下界に下りていきHavenshireのScarlet Crusade(緋色の十字軍)とその家族を襲撃して回る。
ここにいるのはArgent Dawn(しろがねの夜明け団)という善の秘密結社と
Scarlet Crusadeの連合なのだが
Scarletの奴らは部外者を見ると「感染者」であるとして拷問にかける
ロクでもない奴らなのでなんのためらいもなく殺して回る

(実際何度も苦渋を飲まされた経験がある)
クエストには十字軍以外に逃げ惑う一般市民の殺害も含まれており
レベルの低い無抵抗な市民(近づく=Aggroすると悲鳴を上げて逃げ惑う)を殺す必要がある。
戦っている最中はアーサスが仮面ライダーオーディンのように「戦え」と催促してくる
死んでもヴァルキリーが降りてきてその場で完全な状態で復活してくれる。

船の大砲を乗っ取って150人(!)の兵士を殺せという任務をうけたので
船に乗り込むために鉱石運搬用のカートに忍び込む。
すると間抜けな村人が
「これがこんなとこにあるのはいかん、文句言われる前に運ばにゃ」
と言って船の上まで運んでくれる

そこで無人の船から敵の兵士をカノン砲のAoEで爆殺するのだ。
ここの敵はHPが通常の10倍あり、
間違って敵を1匹ずつ殺すかわいそうな犠牲者を作らないようにできている。

そんなこんなで虐殺の成果を報告しに要塞に戻ってまた出撃すると
なんと周りの風景がガラリと変わっている。
平和だった村々は燃え上がり、ゾンビが跳梁跋扈する世界に豹変しているのだ。
技術的に考えればEbon HoldとHavenshireを繋ぐSkeletal Wyvernによって
別Zoneに送られたと見るべきだろうがそれにしてもよく出来ている。
さてしばらくは破壊工作や暗殺で組織内での評判を高めてゆくデスナイトだが
彼にある1つの転換点が訪れる。
1人のArgent Dawnのエージェント(HP10)を処刑せよという命令が下されるのだが
何と彼女がこのデスナイトの幼馴染みだったのだ。
彼女は言う、
「私達の育った美しいエルウィンの森を思い出して、この世界にはまだ守る価値があるのよ」
それから彼女の意に従い処刑を終えたデスナイトだが心のもやもやは晴れない。

更にドラゴンに乗っての破壊活動でScarlet CrusadeとArgent Dawnを追い詰めたデスナイトは
北西の教会でArgent Dawnの残党が最終決戦の準備をしていると知らされ戦争に参加する。
ここからがデスナイト導入クエストのハイライトだ。
Highlord Darion Mograineに話しかけると5分後に戦争が起きるとZone全体に告げられ
大量のPC/NPCが入り乱れての戦闘が開始される。
ここからは何と全編フルボイスで話が進行することになる。
HPと与えるダメージが10倍になり強力なRegenerationがかかるBuffがかけられ
Argent Dawnとの決戦の火蓋が切って落とされる。
敵の大群に対して死霊王の加護の下味方のゾンビ軍団と共に戦うデスナイト達。
まるで映画のエキストラの1人になったかのような臨場感のある場面だ。
死霊軍の圧勝かと思われたが戦局は逆転、
Highlordもろとも高名なパラディンに捕えられてしまう。
パラディンはHighlordに生前の記憶を取り戻させ改心させることに成功し、
しびれを切らして現れた死霊王も決闘の末敗走させる。
こうして善のデスナイト達が誕生した。

善のデスナイト達は強力な死霊王の配下をEbon Holdから一掃し
生前の戦士としての使命を果たすため同盟軍の首都ストームウィンドに旅立った。
市民達からは化け物と罵られ果物をぶつけられたりもしたが
無事国王に謁見がかない再びストームウィンドの市民として、
同盟軍の戦士として迎え入れられることとなる。


いかがだっただろうか、正直な感想としては「金がかかっているなー」というところだ。
特にフルボイスの戦争のシーンは圧巻だ。
このクエストをやるとどのMMOもこれには太刀打ちできないのが
痛いほどよく分かってしまうのが悲しい。

Warlockとは何か、EQのMagicianとNecromancerを足して2で割ったようなクラスである。
強力なPetとDoTを操り、CotHに似たようなことも出来る。
ただしCrowd Controlの手段はFearとDemon追放以外は持たないようだ。

さすがのBlizzardもVerantのようにPet Casterを2つも作るとかそんな度胸はなかったようだ。
というか初期のVerantがあまりにも無茶なクラス設計を行いすぎたせいで
現在のSOEは未だにその後遺症にあえいでいる。
(DruidとShamanに90% Rezを追加したはいいがMercenary以下だったり)

さてWarlockは2系統のDoTを持っている。
初期ダメージ無しのInstant発動のDoTと
そこそこの初期ダメージ付きでCast TimeありのDoTである。
どれも12~24秒で効果が現れる。
注目してほしいのはInstant DoTである。
EQのNECをやっていて不満を通り越して不可思議だったのが
なぜダメージを与えるのに時間のかかるDoTにCTが必要なのかということである。
WIZがInsta DDを持っていたり、MeleeがInsta DDのようなSkillを持っていたりするのに
なぜDoTのCastに3秒もかかるのか。
おかげでRaidでTrash Mobを倒すのに全く役に立たなかった。
一方のWarlockのDoTはInsta Castである。
そうか、やっぱそうだよな、Blizzard!

WarlockはPet Masterでもある。
初期Class QuestでImp召喚を覚え、レベル10で待望のTank PetのVoidwalker君の登場となる。
このPetが異様に固く、レベル20時点でHPは800を超え、Armorは1300。
ちょ、ちょっと待つにょ、PvPサーバーに作ったおいらの盾持ち
(盾は鎧の約3倍のArmorを持つ)Warriorより固いにょ!
Petが生成するThreatにもさしたる不満はなく、WARの特殊技能がなかったり
ParryやDodgeがなかったりするのだろう。
(余談だがEQのHateのことをWoWではThreat、FF11ではEnmityという)

WarlockのPetは3つのStyleを持つ。
Aggressive、Defensive、Passiveの3つである。
Aggressiveだと近くの敵に対して勝手に敵対行動を取る。
Petだけで殴り殺した場合Lootが手に入らないのでこれはWoWならではの仕様と言える。
DefensiveはMasterかPetがMobのThreat Listに載った場合に自動的に攻撃を開始する。
Passiveは本当に何もしなくなる。
よく見るとEQのMercenaryの挙動に実にそっくりだ。
EQの開発者はPetとMercという似たような物の挙動に
全く別のプログラムを仕込むということに何の疑念も抱かなかったのだろうか。
ちなみにこのVoidwalker君、非常にMasterに忠実で
攻撃を受けていても言われた通りのTargetに対して攻撃を仕掛ける。
上記のことを総合すると、つまりWoWのPetは何と
EQのPet Hold、Pet Focus等のPet制御系AAを標準で搭載済みということだ。
勿論ログアウトすると消えてしまうということもない。
Group BuffがPetにもかかるかどうかはまだ分からないが
PaladinのAura(Songのようなもの?)がPetにもかかったことは確認した。
そうか、やっぱそうだよな、Blizzard!
EQでPet制御系AAを取っていたのがバカみたいだ。
というかそんなものをAAで実装するSOEがバカなのだ。

NECにはPet Classであるにも関わらずいくつかのCC能力があった。
Darknessはその最たる例だが、初期はPetが暴走するし
Guardは襲ってくるしVendorは利用できないしでまぁ強いのも分からないでもなかった。
問題はその後である。
高レベルになるにつれMezもFearも使い物にならなくされ
Petは脆すぎてただのAdditional DPS(しかも200~300程度)に成り下がった。
最後に残ったのがFDとDarknessである。
一体SOEやVerantが何をしたかったのか未だによく分からないままだ。



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