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「涼宮ハルヒの憂鬱」、この作品は少なくとも第1期は名作である。
どこが素晴らしいか、全てにおいて素晴らしい。

実はこの作品の原作はそれほど面白いものではない。
奇妙な女子高生涼宮ハルヒの周りに宇宙人・未来人・超能力者が現れて
なんとなく日常が進行していくが最後は主人公とキスをしておしまいという退屈な小説である。
こう解説してしまうと何とも身も蓋もないのだが。

さて京都アニメーション(以後京アニ)はこのメインストーリーを分解し
以降のストーリーにある短編をいくつか挟み込んだ。
特にわざわざ6巻から持って来たライブアライブは名エピソードで
なんとちゃんと楽器を持った手が動く。
「耳をすませば」では楽器の演奏シーンに半年かけたと言われているが
CGで処理されていたり不自然な顔のアップが多いとはいえこれは青天の霹靂であった。
もっともちょっとしたミステリーの孤島症候群の前後編の間に
別エピソードを挟まれた時は殺意が沸きもしたが。

このようにアニメ涼宮ハルヒはメインストーリーが縦糸、短編を横糸に話が進む。
しかし現在発売されている媒体では
作品が時系列順に並んでいるので是非放映順に観てほしい。

山本寛(やまもとゆたか、以後ヤマカン)が作ったエンディングの踊りも必見だ。
なぜWikipediaはヤマカンのドラムの作画だけに触れて
ドラムで培ったリズム感が作り出す絵コンテに触れないのか不思議でならない。
他にも畑亜貴の詞、平野綾の歌等見逃せない要素はたくさんある。

声優の平野綾は必見だ。平野は涼宮ハルヒを演じるにあたって
持っていたものを全て吐き出したように思える。
そもそも同じキャラクターなのに全く違う声色がいくつもある。
それで当時女子高生だった平野とハルヒがダブって見えてくるのだ。
平野はOP・EDも歌っており彗星の如くデビューしたように見えるが
実は子役の頃から役を積み重ねてきた演技派である。

さてでは「ハルヒ」をそろそろヤマカン去りし現在の京アニと比較してみようか。
まずはライブアライブと「けいおん!」だ。
けいおん!ではとにかく演奏時の手元を見せない演出が目立った。
そもそも描けないのならそんな題材を持ってくるべきではない。
ライブシーンでは某バンドのプロモーションビデオをそっくり真似したらしい。
要するに、逃げた

ハルヒ第2期のエンドレスエイトでは同じプロットの話を8回も繰り返すという
前代未聞の不祥事を起こした。
エンドレスエイトは夏休みの終わり2週間を15500回繰り返すという話だ。
製作陣はハルヒを作り上げて去っていった人達に土下座すべきだと思っていたら
なぜかヤマカンが土下座していた。
な、なにを言っているかわかんねーと思うが俺もどうにかなりそうだった。
http://www.j-cast.com/2009/07/21045735.html
ヤマカンは「2話が限度」だと言った、私もそう思う。
1話目で既にループに入っており2話目で解決編、それでよいではないか。

これまでの京アニはよかった、しかしこれからは先行きが不安である。
京アニ幹部は土下座してでもヤマカンを連れ戻すべきであろう。

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