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エロサイトのスパムもいつの間にか消えていたことだし
EQを引退してから大分経つのでサイト名を改めての新装開店です。
ええ、廃人ですともw
これからは趣向を変えて色々な評論もしていこうかなと思います。
その方が長続きしそうですので。

本日のお題はこれ、機動戦士ガンダムSEEDです。
放映終了から大分経っていますが未だに語られることが多くあちこちでネタにされています。

機動戦士ガンダムSEED
オススメ度 ★★☆☆☆

すでにちゆ12歳というサイトに素晴らしいまとめがありますが。
http://tiyu.to/permalink.cgi?file=news/03_10_01
これだけでは語り足りぬというわけでございます。

そもそもガンダムSEEDとはどういう話なのか。
遺伝子操作によって生み出された宇宙に住むコーディネイターという種が
星間連合軍事組織ZAFTを結成して
地球に住む非コーディネイターのナチュラルの地球軍と戦争を開始する、
その中でコーディネイターの主人公キラ・ヤマト君がなりゆきで地球軍に加担するため
ZAFT所属の少年兵である親友のアスラン・ザラと対立することになるという筋書きです。
ストーリーは途中まではほぼファーストガンダムに準拠しています。

いきなり5機あった地球軍の新兵器のガンダムを4機もザフトに持っていかれ
残ったのは我らがキラ君が操るストライクガンダムと
どうでもいいガラクタ戦闘機(モビルアーマー)のみ。
そもそもこの貧相な戦力で敵のエリートガンダム部隊と戦うという
序盤のプロットからして破綻しています。
当然の如く展開はグダグダに。

さて、我らがキラ君ですがこの21世紀に今時「遺伝子操作で生まれたスーパーマン」という
SFのガジェットにすらならない陳腐な設定があります。
もうすぐそんな時代が来るっていうのに、ねぇ…。
そんなキラ君もナチュラルの中にいるからこそ輝くものがあります。
親友の恋人を寝取ったり、その恋人からはコーディネイターだからと差別されたり
(何を言ってるか分からないと思いますが
この恋人=フレイ・アルスターというキャラはそういうキチガイキャラです)
色々と人間関係での悩みや確執があり
それがなけなしのリアリティを醸し出していました
これが如何に重要であったかは続編のDestinyと比べると一目瞭然ですがそれはまた後日。

さてジャブローを目指して地上に降りたキラ君御一行は砂漠でゾイド風MAに絡まれたり
水中戦で苦戦したりしますが色々とあってついにアスランとの決戦を迎えます。
というのもその前の戦いで両者とも親友をそれぞれ失っており
引くに引けぬ状況になって怒りに身を任せて戦うのです。
ここがガンダムSEED唯一の見せ場であり(断言)ハイライトであります。
アスランのイージスガンダムの自爆攻撃によって両者のガンダムは破壊されますが
なぜかパイロットはほぼ無傷のまま助かっております。
自爆直前に脱出したアスランはともかくイージスガンダムにがんじがらめにされていた
ストライクガンダムからキラ君がまともに脱出できたとは思えません。

この後2人はそれぞれの運命の少女と出会い、許しあうことを学びます。
なぜか宇宙に搬送されていたキラ君はラクス・クラインから
ザフトの最高機密のガンダムを託され世界平和のために戦うことになります。
が、しかし、ここから脚本が音を立てて軋み始めるのです。

ジャブローについたキラ君を抜いた御一行は
そこでまさしくジャブローの風のようなエピソードに巻き込まれることになります。
地球軍の高官がジャブローを捨てて
基地どころか敵味方を巻き込んで自爆する装置のスイッチを入れます。
ここにキラ君が上空から颯爽と現れて退避勧告をするのですが
このフリーダムガンダムという新型機が桁外れに強い。
ビーム砲の一斉射で敵MS軍を一掃するは、そのくせコックピットには当てずに
手加減していても文字通り一騎当千の働きをするのです。
これまでのガンダムの戦い振りを全否定するかのような強さ。

さて無事ジャブローから脱出したキラ君御一行はオーブという国に行きますが
ここで何と一騎当千のMSを手にしたアスランと合流、ハチャメチャ振りに拍車がかかります。
何も親友と和解するのは戦争が終わってからでもいいと思うのですが…。
ちなみにアスランは形式上は脱走兵です
またここでアスランと中がよくなっていたカガリがキラの妹だということが判明、
スターウォーズを彷彿とさせる展開になっていきます。

この辺りから戦争は殲滅戦の様相を呈し始め、コーディネイター、ナチュラル共に
ろくでもない指導者が大量殺戮を始めます。
こうなっては戦争も何もあったものではありません、
キラとアスランの最強タッグがラクス・クラインに導かれ
両国の指導者を抹殺するべく動きます。
最後はよく分からないままグダグダエンド。
お疲れ様でした。

要するにこのストーリーの致命的なところはまず主人公に無制限の力を与えてしまったこと、
また彼と同じぐらい強いライバルを同じ目的のために共闘させてしまい
戦うべき普通の敵が盤上からいなくなってしまったことにあるのです。
悪夢はこれだけでは終わりません、続編のDestinyへと続いてゆくのです。

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